こんにちは、末村です。
今日は年に8回行われる魔女のリチュアル(儀式)の一つ「YULE(ユール)」についてのお話をしようと思います。
12月21日(土)は冬至ですね。
日本では柚子湯に入ったり、地域によっては小豆かぼちゃや小豆粥を頂いたりします。また、「ん」がつく食べ物を食べると縁起が良いとも言われています。
「ユール」は、冬至に行われる太陽の復活をお祝いするケルトの祝祭です。クリスマスの元になったとも言われ、北欧では今でもクリスマスを指す言葉となっています。
この日は、死者の霊や悪魔や魔女などが大挙して現れるとされ、彼らのために豚肉料理を中心とした様々な料理を並べたテーブルを用意しないと、縁起が良くないと言われているそうです。
ユールの日の食事には、ヨーロッパでは豚肉の料理が振る舞われることが多いようですね。先程お話したかぼちゃや小豆、「ん」の付く食べ物の料理を取り入れてみるのもいいでしょう。その他にもリンゴ、ナッツ、ドライフルーツ、チョコレート、ココア、ホットワイン、シュトーレンやブッシュドノエルを頂くのもオススメです。
また、ユールの日はドライフルーツやナッツ入りの特別なマフィンやケーキを作り、
魔法をかけて、大切な人と一緒に頂きましょう。
まずは自分好みのレシピを探してみてください。ナッツ、ドライフルーツ、チョコレートなどが入ったものがおすすめです。
作る時は邪魔が入らないようにするのが重要です。
必要な材料を用意して、生地を作る時には、このスイーツを一緒に食べる人と来年どうなりたいのかを思い描きながら混ぜましょう。願い事を唱えながら混ぜるとさらに良いかもしれません。
よく混ざったら、ナッツやドライフルーツ、チョコレートなどを手のひらに乗せ(チョコレートは直接乗せると溶けてしまうのでお皿等に盛ってから)自分の夢、希望、目標のイメージのエネルギーを注入しましょう。
そして、願い事の種を植えているようにイメージしながら、それらを生地に混ぜ込んでいきます。
あとは型に入れて、レシピに従って焼いていきましょう。
もし時間に余裕があるなら、あなたの願い(生地)が徐々に膨らんでいくのを眺めるのも良いですね。
出来上がったら、大切な人と一緒に暖かい飲み物と共に頂いて、願い事が自分の中に取り込まれていくのを感じて下さい。(ちなみに自分のための願い事をしたい方は、一人でこっそり作って頂いちゃって下さい。)
また、ユールに適したハーブやスパイスはカルダモン、生姜、ナツメグ、シナモン、クローブなどです。
アロマでしたらフランキンセンス、ミルラ、シダーウッド、シナモン、サンダルウッド、パイン、ジュニパーベリーなどの香りをお部屋で楽しんだり、これらのハーブやアロマなどを使ったデトックス風呂を作ってゆっくり浸かるのもオススメです。(刺激が強いハーブもあるのでご注意下さい。)
この日にパワーストーンを持ち歩いたり、持って瞑想をしたり、祭壇に飾るのであれば、タンザナイト、アズライト、ラブラドライト、オニキス、ブラックオブシディアンなどのパワーストーンがオススメです。
願い事を書く時にこれらのパワーストーンを握りしめながら書くのもよいかもしれません。
この日は深い緑、赤、茶色、金、銀などの色の服や小物を身に着けると、ユールのエネルギーを身にまとうことができます。特にウールなど天然の素材のものが良いですね!
上記を参考に、魔女の儀式ユールの日をぜひ楽しんで、スピリチュアルなパワーをチャージして下さい!